島暮らし~漁師風~

漁師になるため屋久島に再移住したガクと、妻もなかの島暮らし。

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カッポレ

ご無沙汰しています!
しばらく更新をサボってました。

実はこれといって特に大きなイベントがなく、
もちろん魚も釣れず....
いままで大きな出来事だけを取り上げてきたので、
書くことに困っていたんです。

これじゃあダメだ、
日常のちょっとしたことでも書いていこう!
ともなかと話し合った矢先のことでした.....






ロウニンアジという魚をご存知だろうか?
一般的にはヒラアジと呼ばれ、
信じられないほど巨大になる魚だ。
英名ではGiant Trevallyと呼ばれ、
これを狙う釣り師の間では
頭文字をとってGT(ジーティー)と呼んでいる。
ようするに釣り界の「キムタク」だ。
この島では「カッポレ」と呼ばれている。


私がこの島に移住してきた理由は、

「自分の愛する2大魚種、
カッポレとヒラスズキが両方釣れる世界唯一の場所」

だから。
この島に住めばカッポレもヒラスズキも爆釣だーー!!
と鼻息を荒くしてやって来たのだが、
現実はそう甘くなかった。

ここはその2魚種の分布の南限と北限。
つまり他の場所に比べると数が少ない...

あっ!今、自分の腕の悪さを棚に上げて
個体数が少ないということでごまかそうとした....

ここに住んでまだ半年。
まだまだやるべきことはたくさんある。
「個体数が少ない!!」
と言い切れるまで頑張らなきゃいかんですなーー。
20060609112347.jpg

結構頑張ってるつもりなんだけどなー.....



ゴールデンウィークの口永良部以来、
完璧にカッポレモード。
しかしいつものごとく釣れない....。

あれからこの島でルアーを投げまくった。
日暮れから日の出まで、
磯や堤防で投げまくった。
さんざん投げてやっと夜中の磯で2回食わしたけれど、

1回目ははルアーがポロリとはずれ、
2回目はまたしても悔しい悔しい痛恨のラインブレイク。

もちろん自分の腕も悪いのだけれど、
やはり磯でカッポレを釣るのは難しい。
堤防や砂浜ならなんなくあがってくるサイズでも、
磯ではやられてしまう。

カッポレはフッキングすると海中の岩などに一直線に走り、
そこにラインが擦れて切れてしまう。
岩が多く点在する磯でそれを逃れるのは至難の技だ。
では糸を太くすれば?といわれるが、
ルアーは糸が太くなれば驚くほど飛ばない。
太さには限界がある。
だからこそ熱くなってしまう磯カッポレ。
この島での当面の目標は磯で20kgのカッポレを釣ることだ。


さて、昨夜は午前1時に起きて車で15分ほどの堤防へ。
堤防でのカッポレ釣りは磯で獲るための練習という名目なんだけど、
自分は堤防でも滅多に釣れないのでなかなか練習にならない(汗)

小雨の降る真夜中の堤防に自分一人。
不気味だ。
10mおきに投げながら移動し5投目。

ルアーが着水してから巻き始めようとするが何故か巻けない....
ひょっとして食ってる???
と思った矢先、バシャバシャと水面に波紋がたち同時に走り始める。

来た!!カッポレだ!!

試合開始である。
ドラグがギャンギャン唸る。
堤防とは言え、食わせた場所の沖にはテトラがある。
そこに巻き込まれたら最後。
止まれ!!と祈る。

止まった...

祈ってみるもんだ(笑)
意外に早く走りが止まった。
小さいのか?
とにかくこれ以上は走らせたくない。
糸を出さないようにスプールを押さえ込む。

魚の首振りが竿に伝わる
グイン、グインと竿先が入る。
振幅が大きい。
デカイのか!?
サイズが良くわからない..

危ない!体がよろめいた..
ドラグを押さえたため、
魚の力がそのまま体に伝わったからだ。
結構なサイズかもしれない。
堤防は上下二段になっていて、自分が立っている上段の幅は1m。
仕方なくひざをついて耐える。

ラインを出さずに耐えているとコンパスで円を書くように、
魚が沖から堤防際に寄ってきた。
スプールから手を離しリールを巻き始める。

堤防の端には堤防際にテトラが入っている。
魚はそのテトラに向かって再び走り始めた。

やばい!やられる!

と、テトラの手前でまた一度走りが止まった。
すぐにスプールを押さえた。
もう糸は出せない。
スプールをしっかり押さえたまま、
自分が後に跳ねるように後ずさりして
テトラと逆方向へ魚を強引に連れていく。
再び首振りが竿に伝わる。

あきらめたのか今度はテトラと逆方向、つまり自分に向かって泳ぎ始めた。
こっち向いた!今だ!!巻け!!

魚との距離がグングン縮まる。
足元まで来た。
ライトで魚を照らす。
デカイ!
と思った瞬間、再び走る!

寄せては走り、寄せては走りを何度か繰り返した。
一度に走る距離は短いが、走る回数が多い。
スタミナがある。
しかし着実に弱り、走る距離が短くなっていく。

そして...ついに....浮いた!!

再びライトで照らすとやはり良いサイズだ。

しかーし!!ここからが大変である。
この堤防に自分一人。
一人でこの巨体を高さ4m以上ある堤防へあげなくてはならないのである。

犬の散歩のようにカッポレを連れて堤防を歩き、
テトラのある端に向かった。
約50mほど散歩してテトラのそばにくるとベールを返し、
一気にテトラを駆け下り水面近くに立つ。
ベールを戻して魚を寄せ、まずは水平なテトラの上に魚を揚げる。

思った以上に重く、
魚を持ったままテトラをよじ登るのは不可能と判断、
急いで車に戻り、ロープをとってきた。

魚の口から鰓へロープを出して舫い、
反対のロープの端を堤防の上に投げた。
そして堤防の上によじ登ってロープで吊り上げようという魂胆である。

しかし何もかもうそうまくいかない。
魚が重いため、ロープが滑って魚を引き上げられない...

ロープを手に巻いて上げてみる。
するとロープが手を締め付け、かなり痛い..
しかしやるしかない!!
「だぁっぁーのあーーたぁあしゃっつ!!!!!」
っと室伏広治ばりの意味不明の奇声をあげて
痛みに耐えながら一気に4mを引き上げた。

GT42kgsss.jpg


やったー!!
計測すると41.5kg!!
久々の大物である。

いつ使うかわからない、
すばらしく邪魔だった、
積みっぱなしの巨大クーラーが
正当化される日がついにやってきた。
漁協で氷をたっぷり入れる。

「よっし!!もういっちょー」

と気合たっぷりで釣りを始めようと竿を手にとって唖然..

折れてる...
車のドアに挟んで折れているではないか!

しかし釣れる時に釣らなくては練習にならない。
急いで家に戻って予備釣竿を持ってきた。
しかし、気づくと夜が白み始めている。
数時間ほど頑張って納竿。

家に帰って庭でもなかに撮影してもらう。

20060609112439.jpg


魚汁だらけの臭いズボンを庭で洗い、
喜びのあまりパンツいっちょで庭を万歳しながらスキップ♪

「俺は幸せだーーー!!」

絶叫。
その直後、凍りつく。
となりのお姉さんが一部始終を見ていたらしく、
家のドアの前で苦笑いをしている...
一瞬恐ろしく恥ずかしくなったが、
その恥ずかしさも喜びに秒殺された。

しかし、忘れてはいけない。
これは「練習」である。
このサイズはストラクチャーの少ない堤防だから獲れたのだ。
ルアーのタックルで磯でこのサイズを獲るのはかなり難しいだろう。
実際自分が磯で切られているサイズは恐らくこの半分あるかないかである。
目標は飽くまで磯で20kg!!

しかし今回の釣りで少し自信がついた。
自分は魚をかけると舞い上がって精細に欠けるのが悪い癖だったが、
今回はかなり冷静に対処できたからだ。

20060609112502.jpg

巨大超邪魔獲らぬ狸的クーラーは正当化された。
どころか否定された?しっぽが入らない...


さて、気になるカッポレの行き先だが、
さすがに我が家だけでは食べきれない。
裁いてみんなに配ろうかとも思ったが、
市場に水揚げすることにした。
初めての個人的な水揚げ。
一度やってみたかったのである。
カッポレの市場価値は低いと言われるが、
果たしていくらになるのか?
乞うご期待。

20060609120131.jpg

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  1. 2006/06/09(金) 11:30:26|
  2. 釣り
  3. | コメント:8

大貝を食すその二

あの大物を釣って以来、

釣れない......

確率の悪い釣りとわかっていても集中力がなくなってくる。

気分転換にもなかと潜りに行ってきた。
二人とも大学のダイビングサークル出身なのに
なんとこの島で潜るのは初めて。
もちろん潜りが嫌いなのではなく、
自分が釣にばかり行ってしまうからに他ならない。

そしての潜りの目的は、
「釣り場を潜って観察する」

釣りバカはどこまでも釣りバカです。


久々のダイビング、早速小さなキビナゴの群れが迎えてくれた。
と、沖から弾丸のごとくムロアジやカツオ類がその群れに突っ込んで捕食!!
魚の捕食シーンてなんであんなに興奮してしまうんだ?

....??私だけ??

地形やバラハタのついているポイントをチェック。
思ったとおり、バラハタが多かった。
そして帰りがけ

!!!

「ここに置いておくからねー」
と誰かの声が聞こえてきそうなほど、
小高い岩のてっぺんに
それはかなり目立っていた。

夜光貝である。

ドロップオフの壁の岩影など
見つけづらい場所にあるはずの夜光貝を
栗でも拾うかのようにゲット。

シャコガイの失敗にもめげず食してみる。
学生の頃食べておいしかった記憶があるが、
それは毎日缶詰しか食べていない
サークルの貧乏合宿中のことであるから全くあてにならない。

20060627184006.jpg

シャコガイと同じ方法で豪快に焼く。

20060627184024.jpg

身を取り出す。
われわれがう○こと呼ぶ内蔵がグロテスクだが、
わたしはここが好きなのだ。
細かくしてう○んこと一緒にバターとにんにくで炒める。

20060627184043.jpg

意外に柔らかく、うまい。
貝の味はどちらかというと大味だが、
一口食べるとあとをひいてしまう。
なかなかやるな!

ダイビングの話なのに綺麗な青い海の写真がなく、
ちょっとグロい画像しかないのは漁師風なので仕方がない?
次回は頑張ります。
  1. 2006/06/27(火) 18:44:54|
  2. | コメント:4

プロフィール

Author:もなか&ガク
屋久島での島暮らしは最高だったが、二人の夢である世界一周旅行を実現するため関東へ出稼ぎへ。ガクは塾講師、もなかは派遣社員として資金を作り、2009年5月13日、日本出発。いろんな国でおいしいご飯や、楽しい旅人、いろんな生き物に出会って旅を満喫、2010年9月に帰国(そこへ行きたい)その後、ガクは石垣島で船長修行、もなかは岡山で獣医修行を終え、再び屋久島へ移住してきました。

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